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EVENT 4/24|河内タカ『アートの入り口』 出版記念トークイベント
このたびBOOK MARÜTEでは、 河内タカ『アートの入り口──美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』の出版を記念したトークイベントを開催いたします。
タカさんは1970年代末からアメリカに渡り、2011年に帰国するまでの約30年の間、作品を制作する画家として、またその後はアートや写真のキュレーターとしての活動を通して、アメリカのアートシーンに身近な距離から接してこられました。
『アートの入り口』は、そんなタカさんがfacebook上で(なんと5年近く、毎朝!)書き続けてきた、ご自身の好きなアートや作品について綴ったエッセイがもとになっており、数多くのアートや写真にまつわるエピソードが詰まった1冊になっています。 客観的でかたくるしいアート入門本とは全く異なり、タカさんご自身の経験や考えから語られる言葉はとても親しみやすくて読みやすく、気が付けば惹き込まれて一気に読んでしまいます。 何度も読み返したい、決定版です。
■書籍『アートの入り口』内容
1980年から30年間アメリカに滞在し、 さまざまなアーティストと交流してきた著者が、 多くの作家、作品、作品集をとりあげ、やさしく・自在に論じます。 権威に頼らず、自分で確かめた個人的な眼差しが特長です。 読者は「こんなふうにアートに接していいんだ」 「自分も観に行ってみよう、触れてみよう」 と背中を押されるでしょう。 アートに関心のある方々におくる、絶好の「ガイド」です。
* * *
『アートの入り口──美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』は、2011年からぼくが毎朝欠かすことなく、約5年間にわたってFacebookに投稿してきた文章から成り立っています。ただし、すべて見直し、徹底的に書き直し、テーマ別に並べ替え、新たに1冊の本としての構成を考えて編んだものです。 ぼくのFacebookでは、基本、自分が昔から好きなアーティストや写真家や建築家のことを毎日一人ずつピックアップして紹介してきたのですが、ほぼ毎日のように書いていると、その前後の関係や対比が面白くなり、数年後には次第に数珠つながりのような展開になっていきました。 本にするにあたって、前後の関係にいろいろな含みを持たせました。何度も読んでもらえるような工夫を随所に施しています。 とにかく、手に取ってもらえればおわかりいただけると思うのですが、いつでも・どこからでも読めるようなカジュアルな本であり、368ページもあるのですが、いつのまにか読んでしまったけれど、でもまた最初から読んでみたい、クセになる、といった感想が寄せられるといいな、と思っています。 (河内タカ)
河内タカ『アートの入り口』出版記念トークイベント
[日時]2016年4月24日(日)18:00〜(受付17:30〜)
[参加費]500円(1ドリンク付)
[定員]30名程度
※トーク終了後、書籍『アートの入り口』の販売と、サイン会を行います。
▶︎参加申込はこちら 終了しました
PROFILE|
河内タカ(かわち・たか)
1960年生まれ。高校卒業後サンフランシスコのアートカレッジへ留学。卒業後、ニューヨークに拠点を移し、現代アートや写真のキュレーションや写真集の編集を数多く手がける。2011年に帰国、同年4月より株式会社アマナが創設したフォトコレクションのチーフディレクターに就任し、日本人作家に限定した550点にも及ぶ写真作品を収集。90年代後半より現在まで、アートや写真に関する執筆活動も行ない、Facebookでアートにまつわるエッセイを日々発信中。
トークイベントの様子|
満員御礼、すごく刺激的な内容でした!質問も盛り上がりました。旅ベーグルさんのNYなベーグルも好評でしたよ!(ベーグルの写真撮り忘れました涙)