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EVENT 4/17|石川直樹『K2』出版記念トークイベント
写真集『K2』の出版を記念して、写真家・石川直樹さんのトークイベントを行います。
ヒマラヤ山脈の西端に位置する、世界第2位の高峰「K2」。 昨年9月には、約2ヶ月に渡るK2遠征から帰国されたばかりの石川さんに、お話を伺うことができました。
その後、写真集『K2』が完成、昨年12月に出版されました。
ヒマラヤの8,000m峰に焦点をあてた写真集シリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』(SLANT) に続き、シリーズ第5弾となる『K2』。 一連の写真集を出版した石川さんは今、『K2』をどのように語るのでしょうか。
―ヒマラヤ山脈の西端に位置する世界第2位の高峰K2(8611m)。 石川直樹は、23歳のときに初めてエベレストに登頂し、10年後には別ルートから二度目の登頂を果たしました。その後もローツェ、マナスル、マカルーをはじめ、ヒマラヤの8000メートル峰へと遠征を重ね、2015年夏、高所への旅の最終地点としてパキスタンのK2を選びました。 K2は独立峰であるがゆえに天候の予想が難しく、ルートが厳しいことも相まって、世界で最も危険な山といわれています。今夏の遠征では、隣にあるブロードピーク(8047m)でも順応を行い、K2登頂に向けてさまざまな条件が整うのを待つ日々が続きました。しかし、日を追うごとに雪崩の回数は増え、石川たちの隊はついにK2からの撤退を余儀なくされます。 これまでの遠征とは異なるパキスタンからのアプローチ、下見を含め二回訪れたバルトロ氷河、峻険なカラコルムの山々に取り囲まれたベースキャンプでの日々、極度の緊張感に満ちた超高所での一夜、そうした長旅の道程を、石川は中判フィルムカメラによって余すことなく撮影しました。 「また必ず登りたい」。石川にさらなる強い思いを抱かせることになった今夏のK2遠征の日々を凝縮した一冊が、本書となります。
——-SLANT HP( http://slant.jp/k2/)より
石川直樹『K2』出版記念トークイベント
[日時]2016年4月17日(日)19:00〜(受付18:30〜)
[会場]北浜住吉(香川県高松市北浜町4-14)
[入場料]1000円+1ドリンク制
会場の「北浜住吉」は、BOOK MARUTEからすぐ近くの古民家ゲストハウスです。場所がわからない方は、まずBOOK MARUTEにお越しください。
▶︎参加申込はこちら 終了しました
PROFILE|
写真家 石川直樹 /Naoki Ishikawa
1977年東京都生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により 土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。また、ヒマラヤの8,000m峰に焦点をあてた写真集シリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』(SLANT) を4 冊連続刊行。最新刊に『SAKHALIN』(アマナ)、『潟と里山』(青土社)がある。 http://www.straightree.com/
写真集『K2』
78ページ/ハードカバー
デザイン:田中貴志
定価:3,700円+税
SLANT(2015年12月13日発売)
トークイベントの様子|
たくさんの方にお越しいただきました。トーク終了後も、石川さんを帰さんとばかりに質問が絶えず続く、続く!質問数、過去最高かもしれません。(数えておけばよかった)
石川さん、参加者のみなさん、本当にありがとうございました。