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EXHIBITION 3/4-13|LOST & FOUND PROJECT 〜東日本大震災6周年企画〜
東日本大震災6周年企画
LOST & FOUND PROJECT
3/4(sat)→ 13(mon)
東日本大震災から、早くも6年がたちます。
写真家の高橋宗正さんは震災後、宮城県にある山元町という小さな海沿いの町で、津波で流された洗浄して写真を持ち主の手に返す「思い出サルベージアルバム」というプロジェクトに携わってきました。
彼が代表をつとめる「LOST & FOUND PROJECT」は、それらの洗浄された写真を各地で展示することで、「何か小さくてもできることがあれば」と思っている全国の人と、山元町とを繋げることができれば、と始めた活動です。
3月4日より、MARÜTE GALLERYでは、あの日津波で流されたたくさんの写真を展示します。
初日夜には、高橋宗正さんのトークイベントも開催します。
写真を前に、それぞれに、何かを感じていただけたらと、願っています。
〜以下、LOST & PROJECT のウェブサイトより〜
2011年3月11日まで、ここにある写真たちは全て誰かの家にありました。
地震とそれに伴う津波は、家を、そしてその中にある多くのものを流していきました。
海辺の町は、一面ガレキだらけになったそうです。そこには車も服も冷蔵庫も、
写真やアルバムもそして人も、全部ごちゃ混ぜに泥だらけになって、
静かに横たわっていました。
それから少しして、生存者の捜索が終わりガレキの撤去が始まると、
自衛隊や消防署員や警察官や、町にいるいろんな人がその中から写真を拾いあげ、
別の場所に集めておくようになりました。
それは誰に頼まれたわけでもなく、
はっきりとした目的意識があったわけでもありませんでした。
ほとんど何もなくなってしまった場所で、戻るものが何もない場所で、
それでも何かを戻せたらと思ったのではないでしょうか。
集められた写真は体育館いっぱいになっていきました。
地震から2ヶ月近くが過ぎた頃、集められた写真たちを持ち主の手に戻そうという
「思い出サルベージ」プロジェクトが本格的に始まりました。
東京をはじめ日本の各地からボランティアが集まり、
集められた写真は少しずつ洗浄され、データ化されていきました。
写真の状態は様々でした。
比較的きれいなものから、バクテリアによる浸食が進み表面の像が
ほとんど溶けてしまったものまで。そしてここにある写真の多くは、
損傷が激しく持ち主の判別が難しいと判断されたものと、
運良く持ち主が見つかったものから貸してもらったものです。
3月11日までは、誰の家の引き出しにもあるような家族の、
仲間との思い出の写真だったはずです。
ぼくらは写真を撮ります。何枚かは大事にされ、
その他はあまり顧みられずに置いておかれます。
ぼくらは楽しい時、何かいいことがあった時、
誰かに見せたいものと出会った時写真を撮ります。
ここにある写真も同じでした。
一枚一枚その想いに大小はあれど、誰かが残しておきたいと思った場面でした。
この写真たちを前に何を思うべきなのか、答えは出ません。
見つかった写真を喜ぶべきか、もう持ち主の手に戻らない写真を悲しむべきなのか、
それともいなくなってしまった人たちのことか。
何か答えを出そうとするたびに、足りないものが出てくるような気がします。
それでも見つめることからしか何も見えてこないのだと思います。
EXHIBITION|
LOST & FOUND PROJECT
[日時]2017年3月4日(土)- 13日(月)※3月8日のみ休廊
[時間]13:00-20:00/土日11:00-20:00
[入場料]無料
EVENT|
写真家・高橋宗正トーク&スライドショー
[日時]2017年3月4日(土)18:30〜(受付18:00〜)
[参加費]1,000円+1ドリンク制
▶︎参加申込はこちら
*設営のお手伝いさんを募集しています。
3/2(木)と3/3(金)の好きな時間(13:00〜19:00の間)に来て、写真家の高橋宗正さんと一緒に、写真をペタペタと壁に貼る作業です。
もし来ていただける方は、簡単なフォームに送信していただけると人数が把握しやすくて助かります。 送信せずにふらっと来ていただいても参加はOKです。 フォーム https://goo.gl/forms/Y4U6nHr8i474RqVf2
<設営のお手伝い>
日時:3/2(木)と3/3(金)
13:00〜19:00の間、いつでも、何分でも。
場所:MARUTE GALLERY(北浜アリー2F、umieさん手前)
LOST & FOUND PROJECT http://lostandfound311.jp/ja/
高橋宗正 http://www.munemas.com
EXHIBITION 2/11-20|井上真輔 写真展 “TRAINING DAYS IN BOSNIA AND HERZEGOVINA”
井上真輔 写真展
TRAINING DAYS IN BOSNIA AND HERZEGOVINA
2/11(sat)→ 2/20(mon)
2014年より、毎年ボスニア・ヘルツェゴビナに渡航し、そこにある風景、街、人々のリアルな日常を記録してきた、香川在住の写真家・井上真輔の初個展です。
ボスニア紛争終結からおよそ20年。 近代史上最も長い包囲戦を生き抜いた人々はいま、何を思い、どのように生きているのか。
井上は昨年11月、サラエボ在住の著名な写真家Ziyah Gafić 氏(http://www.ziyahgafic.ba/)のアトリエに約1ヶ月間滞在しながら、街の様子や人々の生活ぶりを記録しました。 そこには、停滞する復興、失業、汚職・・・様々な問題や矛盾を抱えつつも、日常を穏やかに過ごす人々の群像がありました。
今回は、主にその滞在中に撮影した作品を展示・販売いたします。
*2/19(日)にはギャラリートークを行います。 写真のこと、旅のこと、ボスニアの現状について etc. スライドを見ながら深く掘り下げます。 どなたでもお気軽にご参加ください。
EXHIBITION|
井上真輔写真展
“TRAINING DAYS IN BOSNIA AND HERZEGOVINA”
[日時]2017.2.11(sat)- 2.20(mon)※2/15休廊
[時間]13:00-19:00/土日11:00-19:00
[入場料]無料
EVENT|
ギャラリートーク
[日時]2017.2.19(sun)18:00〜
[参加費]500円(ドリンク付)
▶︎参加申込はこちら
PROFILE|
井上真輔 Shinsuke Inoue
略歴 1979年生まれ。大阪府出身。2003年よりインドの古典打楽器タブラを、Kul Bhushan Bhargava氏に師事。2010年、ジャパン・キックボクシング・イノベーションのプロライセンスを取得。2012年、写真を始める。2015年、写真を石川直樹氏に師事。2016年、サラエボにて写真をZiyah Gafic氏に師事。現在香川県在住。 http://shinsukeinoue.com/
FAIR 12/16-1/30|SHUKYU Magazine POP-UP STORE(延長決定)
バックナンバーはもちろん、写真の展示やグッズやポスタ
[時間]13:00-19:00/土日11:00-19
[会場]BOOK MARÜTE
EXHIBITION 12/26-1/4|安西水丸 「ON THE TABLE」刊行記念展
安西水丸 「ON THE TABLE」刊行記念展
12/26(mon)→ 1/4(wed)
イラストレーター安西水丸のシルクスクリーン作品をまとめた作品集『ON THE TABLE』。この本の刊行を記念し、東京、大阪、名古屋に次ぐ4度目の作品展を開催いたします。
『ON THE TABLE』は、安西さんが1987年~1991年にかけて、個展のためだけに描き下ろしたシルクスクリーンの作品を一冊にまとめたアートブックです。収録作品のおよそ9割が初めて書籍化されました。今回の展覧会では、収録作品から11点のシルクスクリーンを展示いたします。
2016年夏に「美術館えきKYOTO」で開催された『イラストレーター安西水丸』展には出展されなかった貴重な作品も含まれます。また一部の作品は販売も行います。 30年前に刷られたとは思えない、鮮やかな色と生き生きとした線。イラストレーター安西水丸の世界を、ぜひこの機会にお楽しみください。
[入場料]無料
EXHIBITION 12/12-18|『she see sea.』出版記念展
香川に暮らすイワサトミキさん、大阪に暮らすイケダユーコさん、福岡に暮らすムツロマサコさん。
海を隔て、それぞれの街で暮らす3人の絵描きによるアートブック『she see sea.』が出版されたことを記念し、福岡、徳島、京都に次ぐ作品展を行います。
冒頭に「彼女は海を見ている(=she see sea.)」という一文からはじまる、3つの異なるものがたり。それぞれが全く違ったタッチで描く「海」のものがたりを、ぜひご覧ください。
本展では、「she see sea.」の原画作品、作品集「she see sea.」、ならびに関連アイテム(シーシーシール /イワサトミキさんのカワラの船 / イケダユーコさんの貝殻作品 / ムツロマサコさんの紙の船やモビール など)の展示販売を行います。
ぜひお気軽にご来場ください。
EXHIBITION|
[入場料]無料
発行: uta no tane (info@utanotane-shop.com)、 toori (kissa.tori@gmail.com)
500部限定 / 38ページ / 糸綴じ・手製本 / ハトロン紙ケース付
PROFILE|
イケダユーコ
EVENT 11/20|平野太呂トークイベント「写真集出版の新しいかたち」
写真家・平野太呂
写真集『Los Angeles Car Club』販売会&トークイベント
トークイベント「写真集出版の新しいかたち」
11/20(日)14:00〜15:00(入場無料)
販売会(在店時間)
11/20(日)15:00〜19:30
11/20(日)、BOOK MARUTEで写真家の平野太呂さんの写真集『Los Angeles Car Club』の販売会、トークイベントを開催します!
14時〜15時に近くのレンガ広場でトークイベント(入
写真集を買う予定がなくても、平野太呂さんとお話しをし
◼︎トークイベント「写真集出版の新しいかたち」
写真集を作りたい方、ゆくゆくは…と思っている方必聴で
写真集を自費出版し、作家本人からしか買えない、という
この度、BOOK MARUTEは写真集出版レーベル「Pilgrim」を
小店の小笠原が聞き手となり、これからの時代の写真集出
ご来場される方も、聞きたいことがあればぜひ、質問して
TALK EVENT |
写真家・平野太呂トークイベント
「写真集出版の新しいかたち」
(入場無料)
[日時]11月20日(日)14:00〜15:00
[会場]北浜アリー レンガ広場
▶︎参加申込はこちら 終了しました
PROFILE|
平野太呂(ひらのたろ)/写真家
1973年生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒。2000
主な著書に『POOL』(リトルモア)『ばらばら』(星
http://tarohirano.com/
EVENT 11/25|『ヒトハコ』創刊記念 「地域をつなぐ雑誌ができるまで」
EVENT|
『ヒトハコ』創刊記念「地域をつなぐ雑誌ができるまで」
[出演]南陀楼綾繁さん
[日時]2016年11月25日(金)19:00〜(受付18:
[会場]半空 http://www.nakazora.jp/ 高松市瓦町1丁目10-18北原ビル2F
[参加費]2,000円(1ドリンク付)
全国に広がっている一箱古本市から雑誌が生まれました。
その名も『ヒトハコ』!
各地の注目の書店、本好きの人たちを紹介するこの雑誌に
同誌編集発行人の南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さん
▶︎お申込はこちら
本や雑誌が好きな方、一箱古本市に興味がある方、編集者
「ヒトハコ」創刊号
発行: 書肆ヒトハコ
発売: 株式会社ビレッジプレス
価格:900円+税
A5判・80ページ(カラー16ページ)
http://
EXHIBITION 11/29-12/11|奥出和典写真展「SISTER COMPLEX」
奥出和典写真展「SISTER COMPLEX」
11/29(tue) → 12/11(sun)
“僕は妹に恋をしていたのかもしれない”
僕には9才年下の妹がいる。
20年前に幼くして母親を亡くした妹。
僕たち兄妹は力を合わせて生きてきた。
いつしか大人になった妹は進学。僕は上京。
うつろいゆく時の中で5年の月日が経ち、僕たち二人は再
僕と妹のあいだには、いつのまにか戻ることができない、
僕はもう戻れないそのレールを、その暗闇をたどることに
母の不在、消えることのない疑念。茫漠とした時間のファ
僕は妹にはじめてカメラを向けた。
ファインダーに映る妹の横顔は、狂おしいほど絶対的で。
桜の季節が何度めぐっても、夢中になって妹を撮り続けた
僕は妹に恋をしていたのかもしれない。
EXHIBITION |
奥出和典写真展「SISTER COMPLEX」
[会期]2016年11月29日(火)-12月11日(日)水曜定休
[時間]平日 13:00-20:00 / 土日祝 11:00-20:00
[入場料]無料
EVENT|
奥出和典トークイベント
[日時]12.2(fri)19:00〜(受付18:3
[会場]MARÜTE GALLERY
[参加費]1,000円+1ドリンク
▶︎ご参加のお申込はこちら 終了しました
PROFILE|
奥出和典
http://kazunoriokude.com/
1975 三重県生まれ
2005 東京藝術大学 美術学部 デザイン科卒業
2006 写真家 上田義彦氏に師事後、独立
受賞歴
2008 第30回「写真」ひとつぼ展『SISTER COMPLEX』にてグランプリ受賞
2007 EPSON COLOR IMAGING CONTEST 2007 入選
2004 第33回日本広告写真家協会公募展 APA 入選
個展
2009 第30回「写真」ひとつぼ展グランプリ受賞者
グループ展
2010 THE EXPOSED #5 CASO、大阪
SEOUL PHOTO 2010 COEX、韓国・ソウル
TOKYO PORTFOLIO REVIEW巡回展 NADIFFa/p/a/r/t 、恵比寿
TOKYO PORTFOLIO REVIEW展 横浜赤れんが倉庫、横浜
2008 第30回「写真」ひとつぼ展 ガーディアン・
2007 EPSON COLOR IMAGING CONTEST 2007 受賞者展 スパイラル・ガーデン、東京
2004 第 33 回日本広告写真家協会公募展 APA 受賞者展、 東京都写真美術館、東京
EVENT 10/16|海の見える一箱古本市&せとうちART BOOK FAIR開催
海の見える一箱古本市 & せとうちART BOOK FAIR
[開催日]10月16日(日)
[時間]10:00~15:00
[場所]サンポート高松 大型テント広場
海の見える一箱古本市HP
http://uminomieru-book.com/
EXHIBITION 11/1-13|中川正子写真展「ダレオド」
中川正子写真展「ダレオド」
11/1(tue)→ 11/13(sun)
2017年春に刊行予定の中川正子の新作写真集「ダレオ
自身の出産と大震災という体験を経て目に映る世界を切り
岡山で暮らすようになって出会ったひとびとの景色を紡い
その先に生まれた「ダレオド」。
作家が込めた思いをぜひ、ご覧ください。
「誰も見ていないみたいに、踊って」
どこかの牧師が書いたそんな言葉を以前、アメリカのスー
わたしは、ひかりを集めたい。戦い争い傷つけ合うこと。
拾い集めたひかりの粒はやがて、わたしの手を遠く離れ、
ね、誰もみてないみたいに、踊って。
中川 正子
EXHIBITION|
中川正子写真展「ダレオド」
[会期]2016年11月1日(火)-11月13日(日)※水曜定休
[時間]平日 13:00-20:00 / 土日祝 11:00-20:00
[入場料]無料
EVENT|
中川正子写真集「ダレオド」
刊行記念トーク&パーティー
[日時]11月5日(土)19:00〜(受付18:3
[参加費]1,000円(1ドリンク付)
パーティーのみのご参加の場合は、1ドリンクオーダー制
▼ご参加のお申込はこちら 終了しました
写真集「ダレオド」の先行予約はこちら
PROFILE|
中川正子 (なかがわ・まさこ)
1973年横浜生まれ。1995年、津田塾大学英文学科
2011年3月に岡山に拠点を移す。現在、東京と岡山を