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EXHIBITION 10/4-11/3 | 鈴木理策『知覚の感光板』

 

EXHIBITION|

鈴木理策 写真展『知覚の感光板』

[会期]2020年10月4日(日)- 11月3日(火・祝)
[時間]平日 12:00-18:00/土日祝 10:00-18:00 
[会場]MARÜTE GALLERY
[入場]無料

 

STATEMENT |

知覚の感光板

ヨーロッパで写真が登場した19世紀の中頃、画家たちは「絵画とは何か」という問いに向き合わざるを得なくなりました。その中で、伝統的絵画のルールを捨て、目の前の世界の「いま」を描くことに挑戦した画家に興味があり、彼らが制作した場所を訪れようと思いました。最初は印象派を追ってフランスを周りましたが、アメリカで撮影した風景もあります。画家が制作した地名を手掛かりに、大体の場所だけを調べて旅しました。作品が描かれた場所を特定したり、被写体が持たされている意味をなぞるためではなく、その土地を見たこと自体が写真になればいいと考えています。

 

ホームページ

http://www.risakusuzuki.com/ja/

『知覚の感光板』インタビュー/IMA Online

https://imaonline.jp/articles/interview/20200625risaku-suzuki_yuri-mitsuda/#page-1

 

PROFILE |

鈴木理策(Risaku Suzuki)

1963年和歌山県新宮市生まれ。一貫して「見ること」への問題意識に基づき、熊野、サント・ヴィクトワール山、桜、雪、花、ポートレート、水面等のテーマで撮影を続ける。主な個展に「意識の流れ」(2015年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2015年 東京オペラシティギャラリー、2016年 田辺市立美術館)、「水鏡」(2016年 熊野古道なかへち美術館)、「Mirror Portrait」(2016年 タカ・イシイギャラリー)など。写真集に『知覚の感光板』(赤々舎)、『Water Mirror』(Case Publishing)、『Étude』(SUPER LABO)『SAKURA』『曇天記/写真』(共にedition nord)、『Atelier of Cézanne』(Nazraeli Press)など。

 

2020-09-12 | Posted in event & fair, exhibition, newsComments Closed