exhibition

EXIBITION 7/14-24|宇壽山貴久子写真展「ワンピースのおんな」

 
宇壽山貴久子写真展
ワンピースのおんな
7/14(fri)→ 24(mon)
 
 
様々に異なるバックグラウンドを持つ女性たちのワンピース姿を撮影する「ワンピースのおんな」 は、写真家の宇壽山貴久子が『暮しの手帖』で2009年から連載している作品です。これは、ワンピースという服を通して普遍的な女性の美しさとは何かを探す試みであります。ぜひご高覧ください。
 

 
「ワンピースのおんな」について
宇壽山貴久子
 
「ワンピースのおんな」は2009年から『暮しの手帖』誌上で連載している写真作品である。 当時NYで生活していた私は、素敵なワンピース姿の女性たちに触発され、私服のワンピースでポートレートを撮ることにした。何を着るかはモデルが選ぶ。撮影場所はほとんどが自宅かその周辺で、女性的なシルエットを好む人もいれば、重ね着で中性的に着こなす人もいた。共通していたのは、服の選択が確信に満ちていたこと。そして、服にまつわる話はもちろんのこと、その人の半生がとても面白いことだった。どの人も、年とともに自分に似合うものを自然と把握し、徐々に自分の着こなしに自信を持った。「わたしはこの服が好きだ、なぜなら似合うから」と言えるまで、年月と経験が必要であることを学んだ。自信を得た女性は、年齢に関係なく、いっそう魅力的だ。  ワンピースを通して女性の普遍的で多様な美しさを捉える試みを続けていきたい。
 

 

EXHIBITION|

宇壽山貴久子写真展「ワンピースのおんな」

[日時]2017年7月14日(金)- 24日(月)水曜休廊
[時間]13:00-20:00/土日11:00-20:00
[入場料]無料

 

*オープニングレセプション
初日夜19〜21時、作家本人が在廊します。作品や写真の話など、何でもお気軽にお声がけください。

簡単なドリンクなどをご用意してお待ちしております。

[日時]2017年7月14日(金)19:00〜21:00
[入場料]無料

 

PROFILE|

宇壽山貴久子(うすやま きくこ)

宮城県出身。早稲田大学第一文学部及びニューヨーク・ファッション工科大学写真学科を卒業後、写真家としてニューヨークで活動を開始する。2002年『犬道場』写真新世紀奨励賞受賞。2014年にアメリカから日本へ拠点を移し、独自のテーマで作品を発表し続けている。主な作品に、宮城県のシャーマンを撮影した『オガミサン』(2008-2009)、ニューヨークの地下鉄の乗客を撮影した『Subway』(2012-2013)、50歳以上の女性のワンピース姿を撮影した『ワンピースのおんな』(2009-現在)など。

【展覧会】

2002.9.1 – 23 写真新世紀展 東京都写真美術館
2009.5.1 – 31 グループ展「Wrong dance, right steps」Vacant (東京)
2014.10.23 – 26 「犬道場」青参道アートフェア (東京)
2014.10.13 – 11.5 個展「ワンピースのおんな」ギャラリー916(東京)
2015.10.9 – 11.4 個展「ワンピースのおんな」destination Tokyo(東京)
2015.11.4 – 11.28 個展「Subway」 stock books & coffee(仙台)
2016. 7.11 – 7.24 「Left to Right, Right to Left」西村ツチカ・宇壽山貴久子二人展  Shibuya Publishing and Booksellers(東京)
2016. 8.3 – 8.27 個展「ワンピースのおんな」stock books & coffee(仙台)
2016. 9.3 – 10.30 個展「ワンピースのおんな」MAGARIYA Gallery (千葉)
2016.10.7 – 10.19 個展「Subway」MARÜTE Gallery (高松)
2017.2.1 – 2.15 個展「ワンピースのおんな」誠光社(京都)

http://www.usuyama.com

イラスト:©西村ツチカ
 

 
A Statement about “Woman in a Dress”
Kikuko Usuyama
“Woman in a Dress” is a series of photographs started on Kurashi no Techo magazine in 2009. Some attractive women wearing dresses inspired me to photograph the portraits with their own clothes in New York. The model selected what to wear. Locations were usually at home or in the neighborhood. Some liked feminine silhouette, and others liked unisex style with layers. What they had in common was no hesitation in choosing the clothes, and the interesting life story as well as the dress. With the years, everyone has naturally understood what made her look better and gradually become confident in her style. I have learned that it takes time and experience till you can say, “I like this, since it looks nice on me”. The confidence makes a woman more attractive regardless of age. The experiment to capture the eternal and versatile beauty of women through the dress will continue.
 
【Artist’s Profile】
Kikuko Usuyama
Born in Miyagi, Japan. After studied literature at Waseda University and majored in photography at Fashion Institute of Technology New York, she started her photographer’s career in New York. “Inu-Dojo”(Dog Parks) was awarded by Canon New Cosmos of Photography in 2002. Relocated from U.S. to Japan in 2014, she has been pursuing her own artistic themes and showing photographic works at galleries/bookstores. Her main works are; “Ogamisan” (2008-2009) focused on a shaman in Miyagi. “Subway” (2012-2013) is candid photographs in NYC subway, and “One piece no onna” (Woman in a Dress)(2009-present) is a series of fashion portraits in one piece dresses over age 50.
 
【Exhibitions】
2002.9.1 – 23 “Canon New Cosmos of Photography Group Exhibition” , Tokyo Metropolitan Museum of Photography
2009.5.1 – 31 “Wrong dance, right steps”, Vacant (Tokyo)
2014.10.23 – 26 “Inu-Dojo”, Aosando Art Fair (Tokyo)
2014.10.13 – 11.5 “Woman in a dress”, Gallery 916 (Tokyo)
2015.10.9 – 11.4 “Woman in a dress”, destination Tokyo
2015.11.4 – 11.28 “Subway”, stock books & coffee, Sendai-city, Miyagi
2016. 7.11 – 7.24 “Left to Right, Right to Left” by Tsuchika Nishimura & Kikuko Usuyama, Shibuya Publishing and Booksellers(Tokyo)
2016. 8.3 – 8.27 “Woman in a dress”, stock books & coffee, Sendai-city, Miyagi
2016. 9.3 – 10.30 “Woman in a dress”, MAGARIYA Gallery, Chiba
2016.10.7 – 10.19 “Subway”, MARÜTE Gallery, Takamatsu-city, Kagawa
2017.2.1 – 2.15 “Woman in a dress”, Seikosha, Kyoto
 
Website: http://www.usuyama.com
2017-05-18 | Posted in exhibitionComments Closed 

 

EXHIBITION 5/20-6/4|植本一子写真展「家族最後の日の写真」

 

植本一子写真展「家族最後の日の写真」
5/20(sat)→ 6/4(sun)

 

写真家で、文筆業でも多くの支持を集める植本一子さんの最新刊『家族最後の日』(太田出版)の出版を記念した写真展「家族最後の日の写真」を開催いたします。

昨年6月にも、MARÜTE GALLERYにて植本さんの写真展「オーマイドーター」を開催させていただきました。その際、大きな話題を呼んだ著書『かなわない』の出版記念トークも行いました。
その2ヵ月後、植本さんが高松を再訪してくださったときのエピソードが、新刊『家族最後の日』の中で重要なシーンとして登場します。

日々の出来事と感情の描写は、常に嘘のないまっすぐな文章で綴られ、読み手の感情を巻き込んでいきます。(読んだ後の副作用は、自分に嘘をつけなくなってしまうことです…)
『家族最後の日』今年の必読書です。ぜひこの機会に手にとってみてください。

写真展では、本書に収録された写真作品に加え、執筆中の日々の中で撮影された写真を約80点を展示予定です。

*5/28(日)には、著書『紋切型社会』(朝日出版社)で多くの人々に衝撃を与え、その才能が注目されている武田砂鉄さんと、植本一子さんの対談を行います。高松で実現するなんて夢のような豪華な企画です。
ぜひお見逃しのないように、ふるってご参加ください!

 
 

EXHIBITION|
植本一子写真展「家族最後の日の写真」

[日時]2017年5月20日(土)- 6月4日(日)※水曜定休
[時間]13:00-20:00/土日11:00-20:00
[入場料]無料

 

TALK EVENT|
対談

植本一子 × 武田砂鉄(『紋切型社会』著者)

[日時]2017年5月28日(日)18:00〜
[入場料]1,000円+1ドリンク

参加申込はこちら 定員に達したため、締め切りました。

 

PROFILE|

植本一子 うえもといちこ
写真家。1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で荒木経惟氏より優秀賞を受賞し、写真家としてのキャリアをスタートさせる。広告、雑誌、CDジャケット、PV等幅広く活躍中。著書に『かなわない』(タバブックス)、『働けECDーーわたしの育児混沌記』(ミュージック・マガジン)、『家族最後の日』(太田出版)がある。
http://ichikouemoto.com/

 

武田砂鉄 たけださてつ
1982年生まれ。ライター。出版社勤務を経て、2014年からフリー。「cakes」「文學界」「VERY」「暮しの手帖」「SPUR」「Quick Japan」等で連載を持つ。2015年、『紋切型社会』(朝日出版社)で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。2016年、「第9回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞。他の著書に『芸能人寛容論』(青弓社)、『せいのめざめ』(益田ミリ氏との共著・河出書房新社)がある。
http://www.t-satetsu.com/

 

    
 

2017-03-14 | Posted in exhibitionComments Closed 

 

EXHIBITION 4/28-5/15|中川正子写真集「ダレオド」刊行記念展

中川正子写真集「ダレオド」刊行記念展

2017/4/28(fri)→ 5/15(mon)

中川正子の新作写真集「ダレオド」が完成しました。
その刊行を記念して、BOOK MARUTEにて2度目の写真展「ダレオド」を開催いたします。
昨年11月とは大きく作品も入れ替わり、以前お越しいただいた方にも新鮮な驚きをお届けできると思います。
GWの長期休暇を含む会期となっておりますので、ぜひ遠方の方も、足をお運びください。

 


EXHIBITION|
中川正子写真集「ダレオド」刊行記念展

[会期]2017年4月28日(金)-5月15日(月)会期中無休
[時間]平日 13:00-20:00 / 土日祝 11:00-20:00
[入場料]無料

 

EVENT|
中川正子写真集「ダレオド」刊行記念トーク(仮)

[日時]2017年4月29日(土)18:00〜(受付17:30〜)
[参加費]1,000円
▶︎参加申込はこちら
詳細は後日、お知らせいたします。

 


  STATEMENT

「誰も見ていないみたいに、踊って」

どこかの牧師が書いたそんな言葉を以前、アメリカのスーパーで見かけた。
その一文は心のどこかにすっと、静かに沈み、美しい景色となってずっと、わたしの中に存在しました。夢中で踊る誰かの姿とともに、いつしか、「踊る」という動詞は、わたしにとって、生き生きと生きることの、象徴になりました。

わたしは、ひかりを集めたい。
戦い争い傷つけ合うこと。不安や恐怖や絶望。
それらに抗う代わりに、わたしはひかりを粛々と集めたい。
わたしの、あなたの、彼らの、生きる日々にこぼれる、ひかり。
はかなく、強く、おだやかに、鋭く。
それらを余すところなく拾い、積み上げることは、わたしにとって、強い祈りのようなものです。歌が作れないから、歌の代わりに。踊るみたいに。

拾い集めたひかりの粒はやがて、わたしの手を遠く離れ、それぞれが呼応し合って、明るさを増してゆく。ひかりに包まれたひとびとは、抱き合って許し合い、恐れは消えてゆく。そこは、助け合い、分け合い、愛し合うひとびとの世界。そこからもう、焦点を離さない。そう、決めました。

ね、誰も見てないみたいに、踊って。

“Dance like nobody’s watching.”

I spotted those words, penned by a pastor somewhere, in an American supermarket.
They wormed their way quietly into my heart, forming a beautiful scene that stayed with me. At some point, along with the sight of someone wholly immersed in dancing, for me the verb “to dance” became a symbol of living life to the fullest.

I want to collect light.
Battling, fighting, wounding each other. Uncertainty, fear, disappointment.
I’d rather silently collect light than resist them all.
The light that spills onto the days I, you, they, live.
Ephemerally, powerfully, gently, sharply.
Picking up every example of that light, adding it to the never-ending pile, is for me akin to saying a powerful prayer. Like song, because I can’t write songs. Like dancing.

Those particles of light I’ve scooped up eventually make their way far out of my hands, calling to each other to increase the brightness. People wreathed in light embrace each other, forgive each other, and fear disappears. This is a world of people helping each other, sharing with each other, loving each other. I’ve decided never to shift my focus from that.

So go ahead, dance like nobody’s watching.

 


  ABOUT BOOK

2017年4月3日 初版第一刷発行
著者|中川正子
発行|Pilgrim
3,900 JPY

216mm×302mm
64ページ

アートディレクション|佐藤孝好(オギャー)
デザイン|廣瀬豊(オギャー)
プリンティングディレクター|熊倉桂三(山田写真製版所)
印刷・製本|株式会社 山田写真製版所
寄稿|安東嵩史
和文英訳|パメラ・ミキ・アソシエイツ

DAREODO

First edition, first printing  April 3, 2017
Author|Masako Nakagawa
Publisher|Tetsuya Ogasawara
Published by Pilgrim

Art direction|Takayoshi Sato (Ogya)
Design|Yutaka Hirose (Ogya)
Printing direction|Keizo Kumakura (Yamada Photo Process)
Printed and bound by Yamada Photo Process Co., Ltd.
Contributing editor|Takafumi Ando

English translation|Pamela Miki Associates


  PROFILE

中川正子 (なかがわ・まさこ)

1973年横浜生まれ。1995年、津田塾大学英文学科在学中にCalifornia state university, Haywardに留学。写真と出会う。自然な表情をとらえたポートレート、光る日々のスライス、美しいランドスケープを得意とする。写真展を定期的に行い、雑誌、広告 、アーティスと写真、書籍など多ジャンルで活動中。
2011年3月に岡山に拠点を移す。現在、東京と岡山を往復する日々。自身の出産と震災後の世界を描いた写真集「新世界」(PLANCTON刊)は全国6カ所で巡回をし好評を得た。最新の写真集として、東日本大震災の後に岡山へ移住した人々の暮らしをモチーフにした物語『IMMIGRANTS』を発表。他に「旅の響き」(宮沢和史氏と共著) 河出書房新社刊「ふたりぶんのしあわせ」(カサイミク氏と共著) ピエブックス刊「通学路」(PLANCTON刊)、2017年春、最新写真集「ダレオド」(Pilgrim)刊行予定。


  BUY
BOOK MARUTE店頭、もしくはオンラインショップにてご購入いただけます。


「ダレオド」について、編集者の安東嵩史氏に寄稿いただきました。
  見えない光、それを見ること ー 中川正子『ダレオド』に寄せて

 

  

 


PROFILE|

中川正子 (なかがわ・まさこ)

1973年横浜生まれ。1995年、津田塾大学英文学科在学中にCalifornia state university, Haywardに留学。写真と出会う。自然な表情をとらえたポートレート、光る日々のスライス、美しいランドスケープを得意とする。写真展を定期的に行い、雑誌、広告 、アーティスト写真、書籍など多ジャンルで活動中。
2011年3月に岡山に拠点を移す。現在、東京と岡山を往復する日々。自身の出産と震災後の世界を描いた写真集「新世界」(PLANCTON刊)は全国6カ所で巡回をし好評を得た。最新の写真集として、東日本大震災の後に岡山へ移住した人々の暮らしをモチーフにした物語『IMMIGRANTS』を発表。他に「旅の響き」(宮沢和史氏と共著) 河出書房新社刊「ふたりぶんのしあわせ」(カサイミク氏と共著) ピエブックス刊「通学路」(PLANCTON刊)、2017年春、最新写真集「ダレオド」(Pilgrim)刊行予定。

2017-03-14 | Posted in exhibitionComments Closed