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EXHIBITION 4/11-4/29 | Ahn Jun 写真展『Self- Portrait / One Life』
EXHIBITION|
Ahn Jun 写真展『Self- Portrait / One Life』
[会期]2019年4月11日(木)- 4月29日(月)
[時間]平日 12:00-19:00/土日祝 10:00-19:00/水曜定休
[会場]MARÜTE GALLERY
[入場]無料
EVENT|
Ahn Junトークイベント / 通訳:キム・ソヨン(IANNBOOKS)
[日時]2019.4.13(土)17:00~
[会場]MARÜTE GALLERY
[入場料]1500円+1ドリンク(予約不要)
IANNBOOKS トークイベント
[日時]2019.4.13(土)19:00~
[会場]MARÜTE GALLERY
[入場料]無料(予約不要)
韓国のメディア・パブリッシング・プラットフォーム
「The Reference」@the_reference のキム・ソヨンさんをお招きし、IANNBOOKSの活動についてご紹介するトークイベントも同日に開催致します。
皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。
※http://www.iannmagazine.com/
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STATEMENT |
「One Life」
ソウルを拠点に世界的に活躍するAhn Junの最新刊。2013年から2018年まで、ソウルを皮切りに、日本、トルコ、アラブ首長国連邦、イギリス、アイルランドなど世界各地で撮影された作品88点が収録されている。自身の家族によって投げられたリンゴが空中にある瞬間をハイスピードシャッターにより撮影している。作品編集の過程では、落ちるべき運命と重力に逆らったまま空間が停止していることを示唆するイメージのみを選択し、文脈が失われた瞬間に生み出される超越性を露わにしようと試ている。それは祖父の死を境に作家のなかに芽生えた死生観のメタファー「死に向かう過程としての生」を、写真という形で私たちに提示している。
「Self-Portrait」
2008年から2013年にかけて、ソウル、NY、香港都心などで撮影したセルフポートレートのシリーズ。
高層ビルの屋上や先端にあって下を見下ろすその姿は、圧倒的な緊張感と浮遊感に満ちている。
屋上にいることは変えられない=「過去」と、遠くに感じられる都市の風景=「未来」の狭間にある「虚空」を視覚化し、一瞬の割れ目=「現在」を写しとる。コンテクストから孤立する一枚である。
高所から水平に都市を望む視点と、その足もとの虚空を見る視点──
視覚的認識と空間的認識、生と死、理想と現実が衝突し、その端の上にある人間の存在を提示する。
PROFILE |
Ahn Jun (アン・ジュン)
2006年 南カリフォルニア大学 (ロサンゼルス) 美術史学科卒業、2012年パーソンズ美術大学 (ニューヨーク) 写真学科修士課程修了後、2017年弘益大学校 (ソウル) 大学院写真学科博士号を習得。
主な個展に「On The Verge 」 (Photographic Center Northwest、アメリカ・シアトル / 2018) 、「UnveiledScape」 (Keumsan Gallery、韓国・ソウル / 2017) 、 「Self-Portrait」( Christophe Guye Gallery、スイス・チューリッヒ / 2014) など。
主なグループ展に「Space; Crashes in Street Life」(Triennial of Photography Hamburg、ハンブルグ、ドイツ / 2018)「Asia Woman Artists」( Jeonbuk Museum of Art、韓国・完州郡 / 2017)、「Ich」( Schirn Kunsthalle、ドイツ・フランクフルト / 2016)、 「Secret Garden」( ソウル市立美術館、韓国・ソウル / 2016)など。
主な作品収蔵に国立現代美術館(ソウル)など。
2018年、写真集『Self-Portrait』(赤々舎)、『One Life』(Case Publishing)を同時刊行。